番組いろいろ……

2006/10/16 — 第150号

新文芸坐では、旧作を企画特集して上映する名画座的番組と、ロードショー公開後の新作を上映する二番館的番組とを組み合わせてラインアップしている。何れの場合でも2本立上映を基本にしている。◆最近、当館で上映した『かもめ食堂/寝ずの番』と、『嫌われ松子の一生/ダ・ヴィンチ・コード』の番組に対して、脈絡のない2作品の組合せで、新文芸坐らしくない番組との指摘を受けた。この指摘は、新作2本立1週間番組の二番館的番組に対してである。◆新作映画の番組については、ジャンルに捉われず良質の作品を選ぶようにしている。組合せの“妙”よりも“新鮮さ、早さ”を優先した番組にしている。結果として脈絡のない作品の組合せの番組になる場合もある。音楽、演劇、演芸や格闘技までも、様々なコラボレーションが見られる時代である。異質映画のコラボレーション番組とご理解いただきたい。◆『マスク』『セブン』『オペラ座の怪人』など話題作を配給してきたギャガ・コミュニケーションズ(GAGA)が創立20周年を迎えた記念に、現在、劇場上映権のある作品の中から24作品を選んで、10/28から特集上映する。◆外国映画輸入配給会社は、UIP、WB、FOX、SPE、BVなど米メジャー系5社に対して、国内資本の配給会社をインディペンデント系と呼んでいる。多種多様でキラリと光る良質な作品を配給しているインディペンデント系の中で、今回は節目のGAGAを企画特集した。◆全ての上映作品はDVD化されているが、この機会を逃すと再びスクリーンで観ることが出来ないと思う。新文芸坐は、いろいろな番組を企画し、数多くの作品を上映していきたいと考えている。これからもご来場の程を宜しくお願いします。

— 永田稔