11月の土曜日は『談志ingオールナイト』でお楽しみ!

2001/10/16 — 第30号

◆談志は熱烈な映画ファンとして知られている。弟子の中には監督をしたり、出演したり、批評を書いたり、本を出すものもいる。また、Bの有名人コースには、世界の北野武をはじめ、あの高田文夫、映画監督山本晋也、歌手ミッキー・カーチスなどがいる。◆3月、7月の〈トーク&映画〉に続く第三弾として談志と一門の弟子が出演する「落語立川流映画祭*談志ingオールナイト〈銀幕こそ我が青春〉」を11月の土曜オールナイトでお贈りいたします。◆3日は歌手ミッキー・カーチス。映画全盛の1958年、第1回「日劇ウエスタン・カーニバル」に平尾昌晃、山下敬二郎らと出演、爆発的なロカビリーブームを巻き起こし人気歌手となる。同時に映画にも出演、市川崑監督の『野火』(1959)で俳優としての素質を評価される。今や日本映画を代表する個性派脇役である。ゲストはジェリー藤尾。◆10日快楽亭ブラック、ゲストに唐沢俊一。映画通の二人が選んだ時代劇映画は見逃せない珍品ばかり。トークショーは、もっと見せたい時代劇があったのだが、ジャンクされて見せられないウップンを○秘ビデオを見ながら発散させようという深夜ならではの趣向です。◆17日山本晋也。“ほとんどビョーキ”を流行語にしたが、かつては成人映画で傑作コメディを撮りピンク映画の巨匠といわれた。1975年文芸地下劇場で「山本晋也ワンマンショー〈君は晋也を見たか!〉」を特集。成人映画館でしか観られなかったピンク映画を女性客も入りやすい一般映画館で上映した画期的な興行であった。◆24日トリは談志。談志流の鋭い舌鋒で映画を熱く語ってくれるだろう。ビリー・ワイルダー、フレッド・アステアの熱烈なファンである談志が、実に渋い映画を選んでくれました。これも上映したい候補作品がジャンクのための苦渋の選択の結果なのです。11月秋の夜長の土曜日はゆっくりと映画を“聞いて”“見て”楽しんでください。

— 永田稔