永遠も86.6%を過ぎて…

2003/12/01 — 第81号

■私、先日左足首を捻挫しまして、近所の接骨院に通っているのですが、そこの先生が患部に治療器を当てながら雑談がてらおかしなことを言うのです。「いや師走に入ったら色々忙しくて、自分のことなぞ何もできはしません。だから1年は11月で終わりです、はい」。人間、誰しも歳を取ると時の経つのを早く感じるものですが、それにしても1年が11ヶ月とはいささか大袈裟過ぎると…。■いや大袈裟ではないかもしれません。78歳(日本人男性の平均寿命)の老人が直近に経験した1年は、1歳児の経験した1年間の78分の1の重みしかない…という単純な計算方法を採用すると、手元の計算では、78歳の生涯のうち30歳までの時間が80.9%をの重みをもつという結果になりました。40歳までで86.6%、50歳で91.1%…。大変です。いや、こんな計算をして人生を無駄に過ごしている場合でない。と思いながらも、何をしたらよいのかもわからぬのですが。■というワケで1年のロスタイムともいうべき師走になりました。オールナイトは「ファースト ガンダム コンプリート」。今よりもずっと濃密な時間を過ごしていたであろう24年前の少年少女たちにこの作品を贈ります。今年2月にお亡くなりになった井上瑤さん(享年56歳)のご冥福をお祈りしながら。■第2回懸賞クイズの正解は「明日に向って撃て!」。正解者多数でしたが“向って”と“!”の間違いも多かったです。

— 関口芳雄