まんすりいコラム

「しねまんすりい」リニューアル

2019/04/25 — 第362号

旧文芸坐時代に発行されていた「ぶんげいしねういーくりい」。その名を引き継ぎ2000年12月より新文芸坐「しねういーくりい」として発行がスタートし、2008年8月より現在の形の月刊「しねまんすりい」として発行を続けてまいりました本スケジュール表も今号で通巻362号を迎えました。皆さまの日頃のご愛読に感謝申し上げます。

新元号に変わった5月より「しねまんすりい」をリニューアルしました。これまで上映スケジュールは「しねまんすりい」、番組の詳細は個々の特集チラシをご参照いただいてきたかと思いますが、これを見開き6ページの新「まんすりい」に統合しました。昼の2本立てにオールナイト、レイトやモーニングに特別上映となかなか複雑な当館の上映スケジュールもこれでより把握し易くなったはず。新「まんすりい」をどうぞよろしくお願い致します。

— 後藤佑輔


「2018年 新文芸坐ベストテン」決定!

2019/03/31 — 第361号

当館のお客様に投票いただいた昨年のベストテンを発表します。ご参加いただいた方、ありがとうございました。今後の編成の参考にさせていただきます。

また、今月の特集上映<気になる日本映画達2018>では、日本映画部門ベストテンのうち4作品を上映します。(10位「若おかみ〜」はオールナイトで上映します)

どうぞスクリーンでお楽しみください。

【日本映画部門】

1位 万引き家族(251pt)
2位 カメラを止めるな!(244pt)
3位 寝ても覚めても(168pt)
4位 孤狼の血(165pt)
5位 菊とギロチン(132pt)
6位 止められるか、俺たちを(103pt)
7位 鈴木家の嘘(97pt)
8位 愛しのアイリーン(90pt)
8位 日日是好日(90pt)
10位 きみの鳥はうたえる(66pt)
10位 若おかみは小学生!(66pt)

【外国映画部門】

1位 スリー・ビルボード(280pt)
2位 ボヘミアン・ラプソディ(202pt)
3位 タクシー運転手 〜約束は海を越えて〜(152pt)
4位 シェイプ・オブ・ウォーター(116pt)
5位 ウインド・リバー(111pt)
6位 ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(104pt)
7位 1987、ある闘いの真実(103pt)
8位 ミッション:インポッシブル/フォールアウト(97pt)
9位 判決、ふたつの希望(95pt)
10位 グレイテスト・ショーマン(93pt)

(有効投票数69票)

— スタッフ


明けましておめでとうございます

2019/01/01 — 第358号

日頃より、新文芸坐をご愛顧いただきまして誠にありがとうございます。

2018年は、とても思い出深い上映会を行うことができました。森田芳光監督作品の全作上映会です。全28本を制作年順に上映し各作品の上映終了後に、森田芳光監督夫人で映画プロデューサー・三沢和子さんと、ライムスター宇多丸さんのトークショーを行うという、今までに例のない上映会となりました。ご来場いただいたお客様に加え、この企画の話を当館に持ってきてくださった三沢和子さんと、ぴあの皆様、そしてお忙しいスケジュールを調整していただき、毎回心躍る楽しいトークをしてくださった宇多丸さんに心よりお礼を申し上げます。

この上映会を通して、森田監督作品に多くの再発見をされた方は少なくなかっただろうと思います。また映画を作ること、そして映画を見ることとは、といった根源的な問いに胸を熱くした方もいたのではないでしょうか。映画ファンの様々な思いが混然一体となり、ある時、劇場の空間に不思議な一体感が出来上がったように思えました。

わたしたちは2019年も、映画が上映され、映画を見ていただくことが、かけがえのない人生の喜び、新鮮な驚きや発見に満ちた体験となるような場でありたいと心より願います。

新文芸坐

矢田庸一郎 関口芳雄
梅原浩二 花俟良王 後藤佑輔
柳原弘 小澤麻梨子 山下萌 松田恵里加 青山貴昭 濱本栄紀
泉未来 星野依子 西川由里子 多田優香 平山晋也 藤井叶衣 新井暁介

— スタッフ一同


特集〈シネマ・カーテンコール2018〉、今年の特徴

2018/11/24 — 第357号

年末恒例の外国映画特集〈シネマ・カーテンコール〉を開催します。今年日本公開された話題作の中から、まだ当館で上映していない作品を取り上げています。それぞれの番組にはテーマを設けていますが、本紙にはスペースの都合で掲載できませんでした。特集チラシには記載がありますのでご参考にしていただければ幸いです。■今回の上映作品は、『英国総督 最後の家』『はじめてのおもてなし』『希望のかなた』『ウインド・リバー』『女は二度決断する』など多くの作品で、移民、難民、もしくは国内でも故郷を離れざるを得なかった人々が描かれています。番組編成の際には特に意識せず、単に良質な作品を求めていたので後から驚きました。もちろん移民・難民問題は昔からあります。しかし、毎年この特集を企画していますが、ここまで反映された年はなかったと思います。■映画は世相を反映します。「移民・難民」という言葉にすると、島国の日本で暮らしているとあまり現実感がないかもしれません。しかし増える外国人労働者の処遇問題が報道され、池袋界隈の外国人観光客も増え、私たちも日常生活の中で文化や価値感の異なる外国の方と接することは増えました。■先にあげた作品中『はじめてのおもてなし』には、受け入れに困惑しながらも「外国人」ではなく「人」として接する心の機微が描かれています。

— 花俟良王


途中入場のルール改変などについて

2018/09/27 — 第355号

新文芸坐では、映画が始まって30分過ぎると映画の途中入場をお断りしております。これを11月からは、15分過ぎたら入場できない、というルールに改めさせていただく方向で検討をしております。

わたしは、過去に途中入場したお客様が転んで出血し、病院にお連れした経験があります。つい最近も途中入場したお客様が転んでしまいました。その方の場合、座席に座っていたお客様にぶつかったので、幸いにも大怪我には至りませんでした。しかし映画を見ていたら突然ぶつかられた相手のお客様は、さぞかしびっくりされたことでしょう。

このように映画の上映中に場内に入ることは危険なことでもあります。

上映開始15分後の途中入場をお断りする目的は、お客様が転んで怪我をしたりする危険を考えた上での措置であることもご理解ください。映画は、場内が暗くなる前に席に着き、最初から楽しんでください。

10月中には、場内の至る所で破れかけている吸音壁を取り換える工事を行います。煙草の煙がロビーに漏れ出していて苦情の多かった喫煙室に関しては、6月の東京都の受動喫煙防止条例成立を期に様々な検討をいたしましたが、10月中に撤廃し完全禁煙といたします。

またオールナイトやシネマテークのような前売り券を当館とチケットぴあにて発売する興行では、前売り券のお客様の入場順は10番毎交互に均等にお呼びする方法に変更いたします。

どちらもお客様のお声を基に、お客様の安心、安全を基本に考え快適な映画鑑賞の環境つくりを目指した改変であります。不明な点などは、是非、スタッフまでお問い合わせください。

— 新文芸坐 支配人 矢田庸一郎


『ブロウアップ ヒデキ』、1975年の少女たちへ

2018/08/23 — 第354号

5月に西城秀樹さんが亡くなってすぐ、名画座として何かできないかという焦燥感の中、なんとか1日工面して『愛と誠』と『傷だらけの勲章』の2本を上映し、ファンの皆さんと追悼をさせていただきました。個人的には「歌手・西城秀樹」の若い魅力が詰まった『ブロウアップ ヒデキ』を上映したかったのですが、諸事情により実現できませんでした。しかしこの度、他作品と一緒に満を持して『ブロウアップ ヒデキ』を上映できることになったのです。■映画は「時」を記録します。1975年夏のコンサートツアー(と、オフの日)を記録した本作には、20歳のヒデキと、彼に熱狂する少女たちが記録されています。ヒデキのその後の歩みはテレビを通じて知っていますが、あの球場のグラウンドで祈るように彼を見つめていた少女たちのその後は、私は知ることができません。■あれから40余年、ずいぶん時が経ちました。大人になり生活を続ける、ということは楽しいだけではなかったと思います。それでもあの時、球場で、学校で、テレビの前で、ヒデキに熱狂していた気持ちはとても「純粋」だったことでしょう。■『ジャガー』の中で「俺が死んでも君は生きろ」とヒデキは言いました。日々の忙しさからしばらくヒデキを聴いていなかった人も、あの時の気持ちを思い出してみてはいかがでしょう。明日をより良く生きるヒントがあるかもしれません。■そして『ブロウアップヒデキ』9/24(月)20:50の回に限っては、発声・手拍子・ペンライト(←ヒデキが元祖ですものね)OKの「応援上映」となります。あの時に戻れます!

— 花俟良王


まんすりいコラム

2019/10/18
理想の休暇
2019/09/24
《半券を集めて抽選プレゼントを当てよう》キャンペーン開催!
2019/08/19
For 京都アニメーション
2019/07/29
北野武アンコールに寄せて
2019/06/28
7/7より「キネマ旬報ベスト・テンからたどる昭和・戦後映画史」
2019/05/24
追悼 内田裕也

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