まんすりいコラム

新文芸坐ベストテン《女優編》

2016/07/25 — 第329号

当館では毎年お客様から投票をいただき、ベストテンを集計・発表しております。著名人や評論家ではなく映画ファンが選ぶベストテンということで、当館の番組編成の参考にさせていただいております。
過去には番外的にサスペンス映画ベストテンや男優ベストテンなども行なってまいりましたが、今年は《女優編》を開催いたします。
日本の映画女優を10人投票してください。投票期間は9月末日まで。これを集計し発表いたします。投票用紙はロビーにおいてございます。また、新文芸坐友の会会員の方はメールでの投票も承ります。投票(メール投票を含む)して頂いた友の会会員の中から抽選で3名様にご招待券をプレゼントいたします。
新文芸坐で映画をご覧になるお客様が好きな女優は、いったい誰なのか!? 結果は今後の番組編成の参考にさせていただきます。お楽しみに!

— スタッフ


プリンスのライブなので、できれば理性を捨てたいものです

2016/06/24 — 第328号

4月、不世出の天才アーティスト・プリンスが逝ってしまいました。もうこの世界にはマイケル・ジャクソンもデヴィッド・ボウイもプリンスもいないのです。■当館では追悼の意を込めて7/16(土)・17(日)に『プリンス/サイン・オブ・ザ・タイムズ』をレイトショーとして上映します。87年に2枚組でリリースされた傑作同名アルバムのツアーを収めたファンキーでポップ、かつロックな82分の白熱のライブ映画です。■個人的にはこの手のライブ映画を劇場で観ていると、つい立ち上がって拍手をしたり歓声を上げたくなって困るのですが、「他の人に迷惑をかけてはいけない」「目立ってはいけない」という、日本人として培われた奥ゆかしさにより悶々としてしまうのも事実です。今回の上映は当初「スタンディング可」と謳うつもりでしたが、やはり躊躇してしまう奥ゆかしい方がいるのではないかと引っかかっていたのです。そんな人にも盛り上がっていただきたい……。■という訳で、今回は通常上映に加え「スタンディング“強制”上映」を7/17(日)に設けました。冒頭から問答無用で立っていただきます。拍手・歓声・合唱はライブ同様ご自由にどうぞ。立つきっかけはこちらで与えるので、一瞬の気まずさは「やれやれ」とか言いながら当館のせいにしてください。後は怒涛のショーに身を委ねればOK。「見えないから立つなよ」という人はいません。もちろん疲れたならお座りください。全員が合意していることが大事なのです。■7/16(土)は通常の着席上映です。これはこれでじっくりと楽しめますが、拍手ぐらいはしてもいいですよね?

— 花俟良王


濃密な要約

2016/05/25 — 第327号

映画本編の上映前に掛かる予告編、お客様の中にもこれを楽しみにしている方がいらっしゃるかと思います。かく言う自分もその一人。場内が暗くなり、予告の開始で心がスクリーンに持っていかれるあの瞬間……映画館で映画を観る醍醐味のひとつではないでしょうか。■細かく編集された映像はもちろん、音楽、キャッチコピーやナレーションに至るまで、限られた時間で本編の魅力を伝える予告編は、宣伝材料というよりひとつの作品といってもいいでしょう。昔の日本映画は予告編製作で助監督の力量を測っていたというのも納得。アメリカでは優れた予告編を讃える授賞式もあります(今年の最優秀作品は「スポットライト 世紀のスクープ」でした)。■名画座である当館では邦洋、新旧含め様々な予告編が上映されます。本編はもちろん、そちらも楽しんで頂けたら幸いです。個人的には80年代の角川映画の予告編はどれもドラマチックで、子供心にとても印象的でした。いつか予告編だけを延々上映するプログラムができたらなぁ……。

— 武田俊輔


追悼と思い出

2016/03/18 — 第325号

残念なことに、ここ数年だけで何度「追悼」と銘打った上映をさせていただいたことかというほどに数多くの名優、名監督が逝去されました。そして今月には、【追悼 アラン・リックマン】として4/6に「モネ・ゲーム」「ヴェルサイユの宮廷庭師」を上映いたします。■私がアラン・リックマンの出演作で忘れられないのはアン・リー監督による「いつか晴れた日に」です。アン・リー作品でもっとも好きなこの映画を、亡くなられた日にあらためて見たのですが、英国王立演劇学校出身、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーに所属した彼の演技はアン・リーの細やかな映像美と調和し、不器用だが誠実な英国軍人然としたキャラクターを見事に表現していました。■そして役者として、役として、スクリーンに「生きていた」ことがわかったとき、自然と涙が流れていました。■「ヴェルサイユの宮廷庭師」は、「いつか晴れた日に」で共演したケイト・ウィンスレットとの20年ぶりの共演作であり、アラン・リックマンが監督・脚本・出演をこなした意欲作、そして遺作であります。ぜひこの機会に、皆様も名優の思い出を当館のスクリーンで分かち合ってくださったらと願っております。

— 青山貴昭


「新文芸坐ベストテン2015」発表!!

2016/02/29 — 第324号

お客様と当館スタッフの投票で決まる「新文芸坐ベストテン」。
2015年は以下のような結果となりました。(一部副題略)
ご投票いただいた皆様、ありがとうございました!

<邦画>
1位:海街diary
2位:恋人たち
3位:野火
4位:きみはいい子
5位:駆込み女と駆出し男
6位:岸辺の旅
7位:あん
7位:ソロモンの偽証
7位:バクマン。
10位:バケモノの子

<洋画>
1位:マッドマックス 怒りのデス・ロード
2位:セッション
3位:アメリカン・スナイパー
4位:バードマン
5位:キングスマン
6位:イミテーション・ゲーム
7位:スター・ウォーズ/フォースの覚醒
8位:はじまりのうた
9位:ナイトクローラー
10位:ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション

(有効投票数121票/1位10点…10位1点)

3/16からの特集<気になる日本映画達2015>では、邦画のベストテンより『野火』『岸辺の旅』『ソロモンの偽証』『バクマン。』の4本に加え、次点『さよなら歌舞伎町』の再上映や、13位『天空の蜂』、16位『この国の空』、18位『幕が上がる』などがラインナップ。さらに、1位の『海街diary』も4月の上映が決定しました。併映にはキネ旬ベストテンも賑わせたあの作品が…!? 是非この機会にスクリーンでご堪能あれ。

— 後藤佑輔


2月は新作洋画がいっぱい

2016/01/28 — 第323号

2月は洋画が盛り沢山なので少し紹介を。■2/3(水)までの『キングスマン』『コードネーム U.N.C.L.E』は鉄板のスパイ映画2本立て。『コードネーム〜』は往年のTVドラマ『0011ナポレオン・ソロ』が元ネタです、お父さん。■4(木)〜6(土)は私の一押し『名もなき塀の中の王』『ベルファスト71』。話題の新作『不屈の男/アンブロークン』で主演もした英国期待の若手ジャック・オコンネルの2本立て。ともに緊張感溢れる硬派作です。特に『名もなき〜』の彼(とお父さん)は刑務所親子鷹としてキレにキレ、既に演技派の貫録が。■17(水)からは小特集<珠玉の名編>。キアヌの殺し屋業界苦労譚『ジョン・ウィック』と、シャマランのケレン味が完全復活した『ヴィジット』2本立てのテーマは「見た目で人は判断できない」。■21(日)・22(月)は『妻への家路』と『黒衣の刺客』。アジアが誇る名匠チャン・イーモウとホウ・シャオシェンの現在を。シャオシェン初の武侠映画『黒衣〜』は絶賛されキネ旬5位にもなりました。■23(火)・24(水)は『ドローン・オブ・ウォー』と『顔のないヒトラーたち』。時代も国も異なりますが、戦争における殺人に対する「実行者の不在」を問います。■25(木)・26(金)は音楽系。4月の来日が待ち遠しいB・ウィルソンの伝記映画『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』は、凄まじい人生を送った彼の60年代をポール・ダノ、80年代をジョン・キューザックが演じる二人一役も話題に。『Dearダニー 君へのうた』はアル・パチーノ演じる元人気歌手が、43年前自分宛てに書かれていたJ・レノンの手紙によって人生を見つめ直す感動作。■以上12本。いかがでしょうか。新作は当館の音響のポテンシャルを発揮する絶好の機会でもあります。ぜひ劇場でご覧ください。

— 花俟良王


まんすりいコラム

2018/01/28
新文芸坐ベストテン2017 投票開始!
2018/01/01
明けましておめでとうございます
2017/11/29
冬の友の会キャンペーン
2017/10/31
フィルムとデジタル
2017/09/24
クラシック映画をスクリーンで観るということ
2017/08/23
この秋はクラシック映画三昧

年別アーカイブ