前回総選挙で棄権された40.19%の人たちへ

2005/09/01 — 第123号

皆様がこれをお読みの時期は知らず、この稿を書いているのは、衆議院が解散された2日後です。小泉首相いうところの“郵政民営化解散”というあれです。税金の無駄遣いとの声もありますが、やはり選挙は面白い。私などは選挙の度にワクワクいたします。■とはいえ、無理に選挙に行く必要はありません。皆様が選挙に行かなくても義務ではなし、悪いことではありません。むしろ国民への政治不信を招いた政治家が悪いのです。国民はいつだって正しいのです。主権在民! 悪いのは汚い政治家。棄権、カッコいいですね。棄権だって立派な意思表示(現政権への肯定)なのですから、いいじゃないですか。大丈夫、この国のことは他に心配してくれている人たちが、ちゃんといますよ。その人たちは、雨が降ろうが槍が降ろうが投票日には必ず投票所まで出向き、清き一票を投じます。いや、彼らのほとんどは団体や組合に入っていたりしますので、一票ではありません。清き組織票ですね。■あ、組織票といえば特定郵便局が票をとりまとめることもありますね。選挙後に全国の特定郵便局長ら関係者が公職選挙法違反で逮捕される報道をよく見ますが、あれも天下・国家を思ってこそ。善意が行き過ぎた結果の勇み足なんです。選挙に行かない皆様に代わって、投票率を上げるべく努力しているんです。他の先進国と比べてそれほど国政選挙の投票率が低くないのも、陰でこうして票をとりまとめている人たちがいるからなんですよ。恥ずかしいでしょ? 日本の投票率があまり低いのも。■ただね、問題がないこともないんですよ。政治家というのは、票を投じてくれた人だけの利益を代表してるんです……。■「考えるな」「消費せよ」「眠っていろ」(ジョン・カーペンター監督作品「ゼイリブ」より)

— 関口芳雄


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