「気になる日本映画達2007」を振り返って

2008/05/01 — 第187号

旧文芸坐時代から続く毎年春の恒例企画「気になる日本映画達(アイツラ)」が無事終了しました。例によってほぼ日替わりというタイトなスケジュールで、生活リズムを滅茶苦茶にされながらも何度も足を運んでいただいたお客様、本当にありがとうございました。◆この特集、私たち裏方としては往年の白黒作品を上映する時と違い、コマがずれていたりフィルムが切れるという心配はかなり減って助かるのですが、ポスターやパンフレットなどの宣伝材料・販売物があったり(数年以上経った旧作のものはまずありません)、ドルビーのデジタル音声のチェックをしたり、最近作ならではの作業もまたありました。◆そしてロビーにいるとお客様の反応も旧作特集とは少々違うことに気付きます。「○○監督特集」や「○○傑作選」といったある程度評価の固まっている旧作特集でよく頂く声としては「やっぱりいい映画だね」といった"やっぱり"的な称賛が多いのに対し、この特集では「こんなに面白いとは思わなかった! 凄いねコレ」という臨場感溢れるまるで何かを発見したかのような感想を多く頂きました。逆に「最低の2本立てね!」という旧作特集ではあまり聞かない感想も頂いているのですが……。◆いずれにせよ昨年の邦画界を賑わせた作品です。往年の名作ではなく現在進行形の日本映画の姿です。褒めるも叱るも観て頂かなければ始まりません。その感想こそが更なる発展の糧となるのではないでしょうか。また来年もお付き合いください。

— 花俟良王


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