4月は映画作家がいっぱい 新藤兼人、増村保造、シネマクラシックス

2010/04/01 — 第212号

新文芸坐は、今年、映画ファンの皆様に愛されて10周年を迎えます。今年はより一層、本当の映画の感動を愉しんでいただく一年にしたいと思います!●まず4月は独立プロの巨匠・新藤兼人監督特集をお送りいたします。対象に凄絶なる執念で迫る演出や、ロケ現場で最小限のスタッフと経費でギリギリの生活をしながら映画を撮り足していく革新的な映画製作方法などで知られる新藤監督は、今年4月22日に98歳のお誕生日をお迎えになります。数え年では99歳の白寿です。これをお祝いしての新藤監督特集は4月15日初日の2週間上映です。戦争や核の非を常に訴え続けてきた新藤監督の映像世界の意義は、現在においても廃れるどころか、逆に一層高まっています。是非、新藤監督の映画に触れて、様々なことを考える契機にしていただければと思います。●4月29日からのGWの1週間に開催する「シネマクラシックスVol. 11」ではメルヴィル、ルノワール、コクトー、フリッツ・ラング、チャールズ・ロートンといった極めて個性的な映画作家の貴重なフィルム7本を上映します。今回の上映は、映画配給組織が当館での1回ごとの劇場上映権を取得し映画を貸し出すという稀な形での上映です。そのため各作品を2回までしか上映できません。●期間中は朝から夕方までは「鬼才・増村保造と若尾文子」を二本立て。夕方に入れ替えをし「シネマクラシックス」を上映します。こちらは諸事情で各回入替え1本立て1300円となります。当館のスタイルである二本立て上映ができないことを深くお詫び申し上げます。しかし、今後、いつ映画館で見ることができるかわからない貴重なフィルムですので、是非お見逃しなくご覧いただければと思います。

— 矢田庸一郎


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