体感する映画

2015/02/26 — 第312号

平和島に続き、昨年末豊洲に出来た都内2館目の4DXシアターに先日行ってきました。“4DX”とは今話題の4D上映の主流となっている規格で、4D上映とは座席の振動や傾き、水・風・光などの効果を映画と連動して演出する「体感型」の上映のことです。今回は『ミュータント・タートルズ』の「4DX3D版」を観て来たのですが、とにかく座席がよく動く! アクションシーンでは振動しっぱなし、さらに前後左右に体を揺さぶられ続けます。俯瞰から地上スレスレまで落下するシーンでは3D視点と座席の激しい傾きが相まって、気分はまさにアトラクション。さらに雨のシーンでは実際に頭に落ちる雫にハッとし、背後から突然小突かれるシーンでは背もたれの一部が突如盛り上がるため、ワッと声をあげている人も。映画と現実がリンクした新感覚の上映は、“鑑賞”ではなく“体感”と言えるものでした。■4Dとはいきませんが、当館でも通常の上映だけではなく、活弁やピアノ演奏付きの2.5D?上映も行なっています。先日のピアノ演奏付き上映の際にリハーサルを覗いてみたのですが、スクリーンに映しだされた映像と目の前の生演奏がリンクすることで、画面に奥行きが生まれ、映画を“体感”しているような感覚を覚えました。4月に上映の無声映画『カリガリ博士』『アッシャー家の末裔』(書籍「黒澤明が選んだ100本の映画」にちなんだ特集にて4/11に上映)でも、活弁又はピアノ演奏付き上映の回があります。映画を“体感”する感覚、味わってみて下さい。

— 後藤佑輔


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