気にならざるを得ないアイツラ

2015/04/27 — 第314号

大変お待たせしました。昨年の邦画を振り返る恒例企画〈気になる日本映画達(アイツラ)〉、今年は5/14(木)からの開催です。困難を極めた選定作業の末決定した27本をぜひご覧ください。■毎年思うのですが、やはりその年の顔ともいうべき役者がいます。スケジュール欄のラインナップには題名しかありませんが(特集チラシを別に作成しています)、鋭い人は5本もの作品に出演している男優にお気づきでしょう。そうです、染谷将太です。『永遠の0』『不気味なものの肌に触れる』『WOOD JOB!』『ドライブイン蒲生』『TOKYO TRIBE』と主役・脇役・メジャー・インディーにこだわらぬ大活躍。どこか飄々とした(と思わせる)佇まいはどんな作品にも溶け込んでしまいます。10年程前のこの特集で浅野忠信や西島秀俊をよく見かけた時の印象に似ています。■他にも池松壮亮は前番組の『紙の月』を入れれば『愛の渦』『海を感じる時』『ぼくたちの家族』と4本に出演。やはり自然体の(と思わせる)演技が私達を惹きつけます。清野菜名は『TOKYO TRIBE』と『少女は異世界で戦った』のセクシー&アクションで大・大躍進し、武田梨奈は『祖谷(いや)物語』と『少女は〜』で両極端の役柄を演じ切り評価されました。そしてお笑い芸人・大島美幸は『福福荘の福ちゃん』で“おっさん”役での主演です(←凄くハマってます)。■以上もっともらしく書きましたが私の好みを挙げているにすぎません。ただ、今観ておかないと損をする「人」と「作品」が目白押し、ということは断言できる特集なので毎日通ってください。

— 花俟良王


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