スタッフコラム:2001年
とびきりキュートなコメディエンヌ
2001/01/11 — 第5号
◆文芸坐といえば邦画の旧作特集がウリと思われがちだが、旧文芸坐では洋画の特集もよく上映していた。「スーパーSF世界特撮映画大会」「喜劇映画セレクション」「法廷映画特集」「恐怖劇場」「大河シネマ選集」監督特集、俳優特集…。しかし以前と比べると映画興行と配給を取り巻く環境も変わって旧作洋画の上映が難しくなり、勢い洋画の特集もだんだん減ってきた。映画はスクリーンでと思いながらも、洋画ファンがビデオやDVDに走るのも致し方なきや…。◆そんな中、新文芸坐が初めてお贈りする洋画特集が『とびきりキュートなコメディエンヌ/ドリュー&キャメロン』。キャメロン・ディアスとドリュー・バリモアの主演作を10本まとめて上映します。◆キャメロンがヒット作に恵まれているのに比べ、ドリューは小品が多く意外に知られていない佳作が多い。今回上映する「25年目のキス」「ウェディング・シンガー」もまだ観ていない人は是非ご覧いただきたい。必ずや“イイ拾い物をした”と思って頂けるはずです。芸能人一家に生まれスクリーン・デビューから20年、私生活では色々問題もありスランプの時期が長かったが、ここ数年は仕事も順調。近年の作品では純で野暮ったい役どころが多いが、これがとてもチャーミングで可愛らしい。見る者を幸福な気分にさせる、あの笑顔に会いにきてください。
— 関口芳雄
謹賀新年
2001/01/01 — 第4号
新年明けましておめでとうございます。
四年ぶりで、それも新世紀の新年を劇場でお客様のお顔を見て迎えられることは、感慨無量です。
新文芸坐は、名画座の固定概念を打ち破り、新しい名画座を構築すべく、《21世紀へ、新“名画座”の創造》をテーマにして、
“映画の感動は、映画館のスクリーンで!”
“一人でも多く、映画ファンを増やそう”
“さまざまな可能性にチャレンジしよう”
という三つの目標を掲げ、具体的な行動指針を定めて、新世紀の名画座をお客様と共に創造していきたいと考えています。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
平成13年1月
— スタッフ一同
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