スタッフコラム:2017年

冬の友の会キャンペーン

2017/11/29 — 第345号

日頃のご愛顧に感謝して、新文芸坐友の会キャンペーンを開催いたします。
観れば観るほどお得な「友の会」をぜひご利用ください!

①新規ご入会金がお得!
通常2000円 ⇒ 1700円!
②期間限定、溜まったポイントをオリジナルグッズと交換可能!
トートバッグ 3ポイント
フェイスタオル 4ポイント

開催期間:2017年12/13(水)〜16(土)『ハクソー・リッジ』『ハイドリヒを撃て!〜』、2017年12/17(日)〜28(木)特集上映<シネマ・カーテンコール2017>

※「友の会」は1年間有効の会員システムで、入場料金割引やポイント入場、スケジュール送付などの特典がございます。新規ご入会の方はその場でご招待券も差し上げます。詳細は「友の会」のご案内を用意しておりますのでそちらをご覧ください。
※ご不明な点はお気軽にスタッフまでお尋ねください。

— スタッフ


フィルムとデジタル

2017/10/31 — 第344号

フィルムで撮影した写真をデジタル化して楽しむ「フィルデジ」というのが流行っているそうです。デジタル化自体は以前からあったのですが新たなネーミングを得てフィルムの魅力が再確認され、始める人が増えているとのことです。●フィルムで撮影された映画をDVDやブルーレイで観る、これもフィルデジの一種だと思いますが、そのことに対して映画の場合あまり自覚的ではないように思います。つまりフィルムをデジタルに変換したことの良し悪しや価値観はあまり問われていないように思うのです(安易な「デジタルリマスター」という「言葉」の問題はありますが)。映像は映画の構成要素のひとつであり、映画を観るということは物語の理解を優先する場合が多いのも理由のひとつだと思いますが、それとは別に多くの人がどこかでDVD等は本来のものではなく「代用品」として割り切っているということもあるのかもしれません。●フィルムで撮影されてフィルムで公開された映画はフィルムでの上映で見る。これが正しい行為だと基本的には思うのですが、言うまでもなく近年急速に進んだ映画のデジタル化(撮影、加工、上映、修復等)によって、そうシンプルには考えられなくなりました。古い映画を新しくするにしても、劣化したネガの修復には従来のフィルムベースの作業だけでは限界があり、デジタル化しての作業が必須となります。それをまたフィルムに戻した画は純粋にフィルムの画といえるのだろうか…等々事態は様々で複雑です。当館でもデジタルで撮影されたものをフィルム上映したりその逆もありますが、この話は長くなるのでまたの機会に。

— 梅原浩二


クラシック映画をスクリーンで観るということ

2017/09/24 — 第343号

CDの時代が来た時に手放して以来、四半世紀ぶりにレコードプレーヤーを買いました。ここ数年レコード需要は再燃していますが、私が買ったきっかけは、店頭に並ぶ往年の名盤のジャケットの迫力に後押しされてでした。「ああ、これが本当の姿なんだよな」とCDのジャケットと比べ、31㎝四方の醸しだす空気感を楽しんでいます。■さて当館では、9月下旬からの特集<ヴィスコンティとイタリア映画の傑作たち>に引き続いて、10/8(日)から<ワーナー・ブラザース シネマフェスティバル PART3>を開催します。いずれも1930年代から80年代までに製作された、いわゆるクラシック作品です。一般家庭にビデオデッキが普及し出したのは1980年代前半なので、ここで上映されるほとんどの作品は「映画館で観るため」だけに作られた作品です。■もちろん現在ではソフト化され、テレビはもちろんスマホでさえ楽しむことができます。それでもやはり映画館でご覧いただきたいのです。大きなスクリーンと対峙し、包まれ、発見し、堪能していただきたいのです。私は公開当時の劇場の様子を想像します。設備やマナーが変わっても、当時のお客さんも同じようにスクリーンを見つめていたでしょう。■外国のクラシック映画は、権利などの問題でスクリーンで鑑賞できることのほうが稀です。以前上映できた作品もどんどん上映できなくなっています。ぜひこの機会に、歴史に名を残す名作たちの「本当の姿」を暗闇でお楽しみください。

— 花俟良王


この秋はクラシック映画三昧

2017/08/23 — 第342号

この秋、新文芸坐では二つのクラシック特集を行います。外国映画は日本での上映権が切れるとスクリーンで上映することはできません。ぜひこの機会に、歴史に埋もれることなく、今も輝きを失わない名作たちをスクリーンでお楽しみください。

9/28(木)〜10/7(土)
魅惑のシネマクラシックスVol. 24 ヴィスコンティとイタリア映画の傑作たち

10/8(日)〜21(土)
魅惑のシネマクラシックスVol. 25 ワーナー・ブラザース シネマフェスティバル PART 3

— スタッフ


すずさん、ありがとう。

2017/07/31 — 第341号

映画『この世界の片隅に』はご覧になりましたか? 私は公開初日に観ました。映画が終わった瞬間には自然と拍手が起こり、私も思わず拍手。言葉にできない思いで胸がいっぱいになっていました。■主人公のすずさんは絵を描くのが好きで、少しぼうっとした女性です。呉へ嫁いだ彼女は、食材や調味料がなくても、無きゃ無いで何かを作っては食卓に並べます。それは八月六日も、八月十五日も同じ。まずはごはんを作り、それを食べ、生きる彼女の姿は、戦時下にも今と変わらぬ日常があったことを、説教臭く無い形で教えてくれました。■今年も当館では戦争映画の特集上映を開催します。私のお勧めは新藤兼人監督の『一枚のハガキ』。戦争に翻弄された女性と、彼女の夫からハガキを託された戦友の男性の物語です。戦時下の日常を描いた『この世界の片隅に』を観た後に、広島出身の監督が99歳の時に撮った本作を観ると、平和と日常の尊さがひときわ胸に響くと、私は思います。

— 濵本栄紀


[椅子席を一新! リニューアル!!]7/1(土)〜7/31(月) リフレッシュ・キャンペーン実施中

2017/06/29 — 第340号

①入場券を集めてプレゼントを当てよう

所定の台紙に2017年7/1〜7/31の日付入り半券を3枚貼ってご応募いただくと、抽選で当館特製プレゼントが当たる!
【A賞/ 3名様】2ヶ月間有効フリーパス(通常興行のみ有効)
【B賞/20名様】新文芸坐招待券(半年間有効)
【C賞/80名様】特製トートバッグ
【D賞/80名様】特製フェイスタオル

②友の会入会キャンペーン

新規入会、通常2000円のところ1500円に!

③新文芸坐で観たい映画を投票しよう【テーマ】あなたが観たい80年代映画は何?

所定の用紙に「あなたが観たい80年代の日本映画/外国映画」ベスト10を記入し投票してください。抽選で10名様に招待券(半年間有効)をプレゼント!

キャンペーンの詳細は専用チラシでご確認いただくか、スタッフまでお尋ねください。

【お知らせ】誠に勝手ながら、7/1(土)より通常興行(2本立て)の料金を一律50円値上げさせていただきます。何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。

— スタッフ


お知らせ

2017/05/26 — 第339号

日頃より新文芸坐をご愛顧いただきまして、誠にありがとうございます。

新文芸坐の開館は2000年12月。早いもので17年です。最近、さすがに設備の劣化が目につくようになりました。つきましては今年より3ヵ年計画で修繕を行い、まずは6月下旬に場内の椅子などの取り換え工事をいたします。

また7/1より一ヶ月間、映画ファンの皆様に感謝の気持ちをこめてキャンペーンを行います。新文芸坐フリーパス券や新文芸坐特製グッズが当たる抽選プレゼント、「友の会」入会金500円割引、そして皆様が観たい映画を投票してもらい、その結果に基づき番組を企画するという、三つのキャンペーンです。

一方でここ数年、売り上げは下降するなか、諸経費は増大している状況があります。

そのため場内の椅子の取り替え工事終了後、7/1より、二本立ての通常興行のご入場料金を、全ての項目で一律に50円値上げさせていただくことにいたしました。

新文芸坐のモットーは、古今東西の映画を広く上映し、皆様に一本でも多くの映画を楽しんでいただくことです。この精神のもと、2017年は、今後また10年、20年と映画ファンに愛されつづける映画館となるための、スタートの年としたいと思います。

入場料金の値上げとなりましたことは大変心苦しく苦渋の決断ですが、どうかご理解をいただき、今まで通り新文芸坐をご愛顧いただきますようお願い申し上げます。

— 新文芸坐支配人 矢田庸一郎


5/9(火)〜19(金)<シリーズ「映画と歴史」/映画に刻まれたナチスの爪痕>

2017/04/28 — 第338号

ナチスやヒトラーを描いた作品はこれまでも多く作られてきました。しかしここ数年は、様々な角度から当時を描く作品が相次いで公開されており、作品の上映権が切れないうちに近作をまとめて上映しておくべきと考えました。■近年の特徴としては“ホロコーストの実行人”とも言われるアドルフ・アイヒマンを取り上げた作品が多いことだと思います。ハンナ・アーレントが唱えた“悪の凡庸さ”や『アイヒマンの後継者』という作品名にあるように、思考を止めれば私たちはアイヒマンのような人間になる可能性があり、その事実と恐怖を映画は伝えようとしています。■もちろん今回上映する作品以外にも多くの秀作・話題作・待機作がありますが、今回改めてスクリーンでご覧いただき、映画そのものの面白さと共に「平和」や「自由」について考える機会としていただければ幸いです。■なお、今回の上映は近作が中心ですが、往年の名作であるチャップリンの『独裁者』とトリュフォーの『終電車』を35mmフィルムで上映します。近年主流のデジタルとは一味違う、あの独特の質感を体験できるのも映画館ならではです。ぜひ足をお運びください。

— 花俟良王


今年の<気になる日本映画達(アイツラ)>は4/9から

2017/03/27 — 第337号

昨年の日本映画を振り返る、毎年春の恒例企画<気になる日本映画達>。今年は4/9(日)より開催します。黒沢清・岩井俊二らベテランの最新作や、深田晃司・白石和彌・吉田恵輔ら脂の乗った実力派監督、『クズとブスとゲス』『ケンとカズ』など気鋭の若手監督の作品まで、今回も気になる“アイツラ”が勢揃いです。■「毎年、その年の顔とも言える旬の俳優が現れる」と以前、<気になる日本映画達>のコラムで書きましたが、昨年の“顔”は何と言っても菅田将暉です。TVドラマやCMでの活躍も目立ちますが、映画出演も2016年公開作が何と9本! 今回上映する3作品『セトウツミ』『二重生活』『ディストラクション・ベイビーズ』をはじめ、「デスノート」「暗殺教室」といった人気シリーズの最新作、ベストセラーの映画化『何者』『ピンクとグレー』などいずれもヒット作や話題作ばかり、しかも全て主要キャストでの出演です。その表現力で奇抜なキャラクターからシリアスな役までこなし、作品の世界観を崩す事なく独特の存在感を放つ、今最も旬な俳優ではないでしょうか。■「新文芸坐ベストテン2016」にランクインした作品からは、8・9・10位の『淵に立つ』『リップヴァンウィンクルの花嫁』『ヒメアノ〜ル』を上映。3位『永い言い訳』と5位『海よりもまだ深く』は先日上映しましたので残りは5作品ですが、1位『この世界の片隅に』と6位『君の名は。』に至っては異例の大ヒットで現在もロードショー中! またの機会に。

— 後藤佑輔


「新文芸坐ベストテン2016」発表!!

2017/02/22 — 第336号

新文芸坐のお客様の投票で決まる「新文芸坐ベストテン」。
2016年は以下のような結果となりました。
ご投票いただいたみなさま、ありがとうございました!

〈邦画〉
1位:この世界の片隅に
2位:シン・ゴジラ
3位:永い言い訳
4位:湯を沸かすほどの熱い愛
5位:海よりもまだ深く
6位:君の名は。
7位:怒り
8位:淵に立つ
9位:リップヴァンウィンクルの花嫁
10位:ヒメアノ〜ル

〈洋画〉
1位:ハドソン川の奇跡
2位:トランボ ハリウッドに最も嫌われた男
3位:スポットライト 世紀のスクープ
4位:ヘイトフル・エイト
5位:キャロル
6位:シング・ストリート 未来へのうた
7位:サウルの息子
8位:ルーム
9位:オデッセイ
10位:ブルックリン

(有効投票数124票)

ベストテン入りした作品はもとより、惜しくも選外となった作品も今後の番組編成の参考とさせていただきます。どうぞお楽しみに!

— スタッフ


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